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相続対策に関する意識調査

 

被相続人(財産を引き継ぐ方)と相続人(財産を受け継ぐ方)との間で、相続に対する意識にギャップがあるというアンケート結果があります。


Q1.相続対策が必要と思うか?

 A.必要と思う → 被相続人の立場 … 35.0%
           相続人の立場  … 50.9%


Q2.相続対策をしてるか? 又は していると思われるか?

 A.している又は → 被相続人の立場 … 9.8%
   していると思う  相続人の立場  … 19.9%


上記から、被相続人の立場の方よりも相続人の立場の方のほうが、相続に対する意識が高いと言えます。

そして、特に注目すべきは、相続人の立場の方の半数以上が相続対策が必要と考えているという点です。

被相続人の立場の方は、「まだまだ元気だから、自分の相続について考えなくてもいい。」、「うちの家族は相続で揉めることはないから、遺言書なんてたいそうなものはいらない。」などと考えおられる方が7割近くもいるのに対して、相続人の立場の方は半数以上がそのように考えておらず、ギャップが15%以上も生じております。

このギャップの理由を推測するに、「相続」イコール「死」であることから、お子様がご両親へ「いつ亡くなるのかなんて誰にも分らないのだから、今のうちに相続対策をしておいてよ。」という内容のことは言いづらい、という理由があると考えます。

アンケート結果から、ご自身がまだまだ相続のことを考えなくても問題ないと思われていても、ご家族の皆様はそうでなく、元気な今だからこそ、しっかりと相続について考え、事前準備をしておいて欲しいと望んでおられるケースが多いと言えます。

つまり、ご家族様の心配事の解消のためにも、相続対策は重要と言えます!



【相続に関する意識調査について】
・一般社団法人信託協会(2014年7月)
 http://www.shintaku-kyokai.or.jp/data/pdf/repot2607-2.pdfより一部抜粋
・調査方法…インターネット調査
・調査対象者…40歳以上の既婚者でお子様がいる方
・調査実施期間…2014年5月23日~27日
・調査地域…全国